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2026年におけるAirtableの代替ツールベスト9(無料&有料AIツール)

Powerdrill Bloom·
2026年におけるAirtableの代替ツールベスト9(無料&有料AIツール)

Airtableは、自社のAIを「実際のビジネスの仕組みに合わせて構築されたもの」と説明し、そのビルダーであるOmniを「完全なアプリのための対話型AIビルダー」と位置づけています。これは非常に広範な役割であり、だからこそ多くのチームが比較検討を始めるのです。

この比較は、公開されている事実のみに基づいて作成されています。以下に記載されているすべての価格と機能は、2026年8月27日時点で確認された各ベンダーの公式ページの情報に基づいています。

Airtableの代替ツールベスト9:一目でわかる比較

以下に紹介する9つのツールは、同じ課題に対してまったく異なるアプローチで応えています。データベースもあれば、アプリビルダーもあり、データを保持する代わりにドキュメントを生成するものもあります。

代替ツール 最適な用途 有料プランの開始価格 Airtableとの主な違い
Powerdrill Bloom ファイルを完成した成果物に変換する 月額$13.27(年払い) 出力がベースではなく、ドキュメント、スライド、またはシートである
Smartsheet 組織規模でのプログラム管理 メンバー1人あたり月額$9(年払い) 公開されているMCP連携を備えたシート&ポートフォリオモデル
Baserow セルフホスト可能なオープンソースのベース ユーザー1人あたり月額$10(年払い) クラウドまたはセルフホストに対応、ワークスペースごとの行数制限あり
NocoDB 既存のデータベースにグリッドを適用する 1シートあたり月額$12(年払い) 上位プランで外部データベースへの接続が可能
Teable チャットネイティブなエージェントを備えたベース 1シートあたり月額$10(年払い) Slack、Telegram、WhatsAppからエージェントにアクセス可能
Softr データを活用したクライアント向けポータル 月額$19 ワークスペースごとの課金、アプリユーザー向けの別プランあり
Grist データベース構造を備えたスプレッドシートの数式 ユーザー1人あたり月額$8(年払い) Excelライクな数式を網羅、無料のセルフホスト手段あり
Stackby APIコネクタと連携したグリッド ユーザー1人あたり月額$4.20(年払い) 容量制限がベースごとではなくスタックごとに設定されている
Retool コード記述を前提とした社内ツール ビルダー1人あたり月額$10 ビルダーと一般社内ユーザーで異なる料金体系

人々がAirtableの代替ツールを探す理由

Airtableは実に対象範囲が広く、多くのチームにとってその幅広さこそが最大の魅力です。1つのプラットフォームでデータ、インターフェース、オートメーションをすべて管理できます。

同社のAIに関するページでは、アシスタントの機能が具体的に説明されています。Omniはアプリビルダー、データアナリスト、ウェブ調査ツールとして説明されており、Field AgentsはAI搭載の調査員、アナリスト、コンテンツクリエイターとして説明されています。

それでもチームが他の選択肢を検討するのには、通常4つの理由があります。

レコード数の上限に予想より早く達してしまう。 Airtableはベースごとの容量を公開しており、Freeプランでは1,000レコード、Teamプランでは50,000レコード、Businessプランでは100,000レコードとなっています。

従量制課金の仕組みが二通りある。 Airtableは、Omniにアプリの構築や改善を依頼することについては「追加費用なし」としています。一方で、データに関する分析の質問については「1回答あたり10クレジットを消費する」と説明しています。

セルフホストが必須要件である。 一部の組織では、自社で管理するインフラ上にデータを置く必要があるため、クラウド専用のプラットフォームは選択肢から外れます。

成果物がドキュメントである。 ベースはデータを保管する場所です。一部のチームにとっては、実際の成果物として必要なのはレポート、スライド、あるいは整理されたシートです。

1. Powerdrill Bloom:ファイルを完成した成果物に変換するのに最適

Powerdrill Bloomは、記憶機能を備えたAIデータ分析ワークスペースです。そのホームページでは、この製品を「プロセスを可視化するAIデータアナリスト」と説明しています。

特に際立っているのが、情報の出所(ソース)を明示する点です。同ページには「すべての数値は、その根拠となるページ、行、数字とともに返される」と記載されています。

導入方法についても言及されています。同ページでは「ネットワーク外に出せないデータのために、オンプレミスまたはプライベートクラウドでの実行」に対応していると説明されています。また、フッターにはSOC 2 Type 2認証の取得が明記されています。

インプット側についてはリストとして公開されています。コネクタのページでは、text-to-SQLに加えて、Excel、TSV、CSVの処理対応が挙げられています。

Airtableとの違い

  • 事前にベースを構築する必要がない: アップロードしたファイルがインプットとなるため、回答を得る前にデータモデリングを行う必要がありません。
  • 成果物そのものが出力される: 各プランの機能として、チャートや要約に加えて、スライド、Officeドキュメント、Excel分析などが挙げられています。
  • クレジットが毎日更新される: 無料プランでは、月ごとの一括付与ではなく、毎日1,000クレジットが更新されて利用可能になります。

メリット

  • 無料プランでもExcel、CSV、PDF、ドキュメントのアップロードに加え、基本的なスライド、ドキュメント、シート、画像の生成に対応しています。
  • スケジュールタスクはプランごとに設定されており、Freeプランでは1件、Proプランでは20件となっています。
  • Team Proプランは、個人向けのProプランと同じ1シートあたりの料金で提供されています。

デメリット

  • 料金ページにはレコードストレージ、ベース、アプリ構築に関する記載がないため、ベースの完全な代替にはなりません。
  • 無料プランのスケジュールタスクは1件に制限されているため、定期的な配信を行うには有料プランが必要です。

料金体系

Powerdrill Bloomの料金は、Freeプランが$0、Proプランが月額$13.27(年払い)です。Plusプランは$26.60、Premiumプランは$132.67で、Team Proプランは1シートあたり月額$13.27となっています。詳細は料金ページをご確認の上、実際のデータエクスポートを使ってPowerdrill Bloomをお試しください

結論

ファイルを受け取り、ドキュメントを成果物として提出する必要がある場合に最適です。もしレコードを保存し、それらを関連付ける場所が本当に必要なのであれば、BaserowやNocoDBの方が用途に適しています。

2. Smartsheet:組織規模でのプログラム管理に最適

Smartsheetは、シートを作業単位とし、その周囲にポートフォリオ管理機能を構築しています。料金ページによると、エントリープランからガント、テーブル、ボード、カレンダーの各ビューが利用可能です。

AI機能についても明確に記載されています。Proプランでは、Smart Assist、Smart Columns、AI搭載ダッシュボードなどの対話型AI機能がリストアップされています。

相互運用性も機能として公開されています。Businessプランでは、MCP対応の連携を通じてSmartsheetを外部のAIツールと接続できるとされています。

Airtableとの違い

  • メンバーと共同作業者(Contributors): 有料シートは「メンバー」となり、「共同作業者」はすべてのプランで人数無制限かつ無料で利用できます。
  • プログラム管理レイヤー: 上位プランでは、シナリオプランニング、ポートフォリオ、Enterprise Plan Managerなどの機能が追加されます。
  • プランによるオートメーション制限: Proプランでは月ごとのオートメーション実行数に上限がありますが、Businessプランでは無制限になります。

メリット

  • エントリープランを含むすべてのプランで、無料の共同作業者を無制限に招待できます。
  • Proプラン以上で、シート、フォーム、レポートを無制限に作成できます。
  • Businessプランでは、1 TBの添付ファイル用ストレージが提供されます。

デメリット

  • タイムラインビューとワークロード追跡機能は、ProプランではなくBusinessプランから利用可能になります。
  • Proプランはメンバー数が1〜10人に制限されており、オートメーションは月250回までとなっています。

料金体系

SmartsheetのProプランは、メンバー1人あたり月額$12(月払い)または$9(年払い)です。Businessプランは$24または$19で、EnterpriseおよびAdvanced Work Managementプランは個別見積もりとなっています。

結論

Smartsheetは、多くのワークストリームを同時に調整する組織に適しています。柔軟なデータベースを求める小規模なチームにとっては、そのプログラム管理レイヤーは使いこなせない余計な機能になってしまう可能性があります。

3. Baserow:セルフホスト可能なオープンソースのベースに最適

Baserowは、同じ製品を2つの導入形態で提供しています。料金ページは、クラウドオプションとセルフホストオプションに明確に分かれています。

容量制限はベースごとではなく、ワークスペースごとに設定されています。無料プランでは、ワークスペースあたり3,000行、2GB of ストレージが提供されます。

オートメーションはクレジット制で測定されます。無料プランでは月2,000オートメーションクレジットが提供され、有料プランではそれぞれ100,000、500,000、2,000,000クレジットとなっています。

Airtableとの違い

  • セルフホストが標準オプション: 料金ページでは、セルフホストがエンタープライズ向けの例外的な対応ではなく、主要な選択肢として提示されています。
  • ワークスペースごとの行数制限: 容量制限がベースごとではなく、ワークスペース単位で設定されています。
  • プランによるビューの制限: グリッド、フォーム、ギャラリーは無料で利用できますが、その他のビューは有料プランで提供されます。

メリット

  • 無料プランでも500人の外部アプリユーザーを含めることができます。
  • 行の変更履歴の保存期間はプランごとに設定されており、それぞれ14日間、90日間、180日間、180日間となっています。
  • 無料プランでも65種類以上のテンプレートライブラリを利用できます。

デメリット

  • AI機能はPremiumプラン以上での提供となっています。
  • かんばん、アンケート、カレンダー、タイムラインの各ビューは無料プランでは利用できません。

料金体系

Baserowの料金は、Freeプランが$0、Premiumプランがユーザー1人あたり月額$10(年払い)または$12(月払い)、Advancedプランが$18または$22です。Enterpriseプランは個別見積もりとなっています。

結論

データを自社のインフラ上に置く必要がある場合、Baserowは最もシンプルな選択肢です。セルフホストを全く予定していないのであれば、その最大の強みは活かせません。

4. NocoDB:既存のデータベースにグリッドを適用するのに最適

NocoDBは、データベース側からこの課題にアプローチします。レコードのインポートを求めるのではなく、既存のデータの上にインターフェースを構築することを目指しています。

この機能はプランによって制限されており、ページ上にも「Plusプランでは外部データベース接続はサポートされていません。引き続き使用するにはBusinessプランを選択してください」と明記されています。

セルフホストの選択肢は非常に寛大です。Communityオプションは永久に$0で、レコード数無制限、ストレージ無制限、シート数無制限とされています。

Airtableとの違い

  • 外部データベース連携が強み: Businessプランでは、10個の外部データベース接続が可能です。
  • 閲覧・コメント専用シートが別枠: 無料プランでは、3つの編集者シートに加えて、10の閲覧・コメント専用シートが提供されます。
  • API呼び出し回数の制限: 各プランで月あたり1,000、100,000、1,000,000、5,000,000回のAPI呼び出し制限が設定されています。

メリット

  • セルフホストのCommunity版では、レコード数、ストレージ、シート数が無制限です。
  • 2つのプランにおいて、シートごとの料金に加えて、シート数無制限のフラットレート(定額)料金も公開されています。
  • クラウドの無料プランはクレジットカードの登録なしで利用できます。

デメリット

  • 外部データベースへの接続には、Businessプラン以上が必要です。
  • クラウドの無料プランは、最大3ユーザー、1,000レコードに制限されています。

料金体系

NocoDBの料金は、最大3ユーザーまでのFreeプランが$0です。Plusプランは1シートあたり月額$12(年払い)、Businessプランは$24、Scaleプランは$45となっています。セルフホストのCommunity版は$0です。

結論

すでにPostgresやMySQLにデータが存在している場合、NocoDBは最適な選択肢です。まだデータベースを所有していないのであれば、不要な連携機能にお金を払うことになります。

5. Teable:チャットネイティブなエージェントを備えたベースに最適

Teableは、使い慣れたグリッドと、チャットアプリからアクセスできるエージェントを組み合わせています。料金ページでは、そのエージェントをCuppyClawと名付けています。

その機能範囲についても具体的に説明されています。Teableはこれを「データの完全なCRUD(作成・読み取り・更新・削除)をサポートする、Slack、Telegram、WhatsApp向けのチャットネイティブなTeableエージェント」と呼んでいます。

クレジットはワークスペースごとではなく、シートごとに設定されています。Freeプランでは200クレジット、Proプランでは1シートあたり1,000クレジット、Businessプランでは1シートあたり2,000クレジットが提供されます。

Airtableとの違い

  • チャット上で動くエージェント: Slack、Telegram、WhatsAppを介してデータの読み書きが可能です。
  • シート数に応じてクレジットが増加: クレジット枠がシートごとに設定されているため、チームの規模が大きくなるほど利用できる総クレジット数も増えます。
  • 明確なアドオン料金: 追加クレジットはスペースごとに販売されており、マージン(上乗せ料金)なしの原価で提供されると明記されています。

メリット

  • 無料プランでも、AIチャット、AIフィールド、アプリビルダーのすべてを利用できます。
  • スペースごとの行数制限は、それぞれ1,000行、250,000行、1,000,000行となっています。
  • 追加クレジットのアドオンは、上乗せなしの原価で請求されると記載されています。

デメリット

  • 無料プランは、スペースあたり1,000行、添付ファイル1GBに制限されています。
  • すべてのフィールドタイプを利用するにはProプランが必要で、シングルサインオンはBusinessプランからの提供となります。

料金体系

Teableの料金は、Freeプランが$0、Proプランが1シートあたり月額$10(年払い)または$12(月払い)、Businessプランが$20または$24です。2,000クレジットの追加アドオンは、スペースあたり月額$20となっています。

結論

普段使っているチャットアプリからベースにアクセスしたいチームに最適です。もしそのインターフェースを誰も使わないのであれば、よりシンプルなデータベースの方が学習コストを抑えられます。

6. Softr:データを活用したクライアント向けポータルに最適

Softrは、データそのものではなく、データの上層に位置するレイヤー向けに構築されています。その料金体系は、誰がログインするかを基準に整理されています。

まず理解すべきなのは、その課金モデルです。プラン料金はワークスペースごとに月額で設定されており、その上にビルダーとアプリユーザーが個別にカウントされます。

AI機能は月間クレジット制で測定されます。Basicプランでは月10クレジット、Proプランでは50クレジット、Businessプランでは100クレジットとなっています。

Airtableとの違い

  • ワークスペースごとの課金: プラン料金はシートごとの課金ではありません。
  • 2種類のユーザー: アプリユーザーは「チーム」と「クライアント」に分けられ、それぞれ異なる上限が設定されています。
  • ポータル構築に特化: 成果物は、他のユーザーがログインして利用するアプリケーションになります。

メリット

  • BasicプランからSoftr APIおよびMCPへのアクセスが可能です。
  • Basicプランでも38種類以上の外部連携に対応しています。
  • 追加のビルダー料金は、個別見積もりではなく、プランごとに明確に設定されています。

デメリット

  • AIクレジットは、プランごとに月10、50、100クレジットに制限されています。
  • 含まれる上限を超えるビルダーシートは、すべてのプランで別途請求されます。

料金体系

Softrには無料プランがあり、Basicプランは月額$19、Proプランは月額$99、Businessプランは月額$329です。追加のビルダーは、プランごとに月額$5、$10、$20となっています。

結論

外部ユーザーに洗練されたアクセス手段を提供したい場合に最適です。すべてを社内だけで完結させるのであれば、誰もアクセスしないポータルのために費用を支払うことになります。

7. Grist:データベース構造を備えたスプレッドシートの数式に最適

Gristは、スプレッドシートとデータベースの中間に位置するよう意図的に設計されています。比較表によると、Excelライクなスプレッドシート関数の大部分をサポートしています。

容量制限はドキュメントごとに設定されています。Freeプランではドキュメントあたり最大5,000レコード、Proプランでは100,000レコード、Businessプランでは150,000レコードとなっています。

知っておく価値のある、ユニークな無料の利用方法があります。Gristは、年間総収入が100万ドル未満の個人および組織に対し、条件を満たすセルフホスト向けの無料アクセスを提供できるとしています。

Airtableとの違い

  • 数式がインターフェース: Excelライクな関数の網羅性が、単なる追加機能ではなく、最大の特長として掲げられています。
  • ドキュメントごとのレコード制限: 上限がベースごとではなく、ドキュメント単位で設定されています。
  • 収入基準の無料プラン: 公開されている収益基準を満たす場合、無料のセルフホスト環境が提供されます。

メリット

  • 無料プランを含むすべてのプランで、ドキュメントを無制限に作成できます。
  • スナップショット履歴の保存期間は、Freeプランで30日間、Proプランで3年間となっています。
  • オープンソースのCommunity版が$0で提供されています。

デメリット

  • 無料のAIアシスタントクレジットは、毎月付与ではなく、初回1回限りの提供となっています。
  • Businessプランは最低5ユーザーからの契約となっています。

料金体系

Gristの料金は、Freeプランが$0、Proプランがユーザー1人あたり月額$10(月払い)または$8(年払い)です。Businessプランは$30または$24で、最低5ユーザーからの契約となります。AIクレジットパックは月額$10および$29で提供されています。

結論

数式で思考し、その背後に参照関係を持つデータベース構造を求める人に適しています。もしチームが数式を書くことよりも画面の構築を好むのであれば、SoftrやRetoolの方が適しています。

8. Stackby:APIコネクタと連携したグリッドに最適

Stackbyは、作業を「スタック」に整理し、列を外部サービスに接続します。無料プランでは、手動更新によるAPIコネクタが利用可能です。

容量制限はスタックごとに設定されています。Freeプランでは1スタックあたり1,500行で最大20スタック、Enterpriseプランでは1スタックあたり250,000行でスタック数は無制限となっています。

ゲストアクセスは別製品として扱われます。ポータルはアドオンとして提供されており、各有料プランにおいてゲスト10人あたり月額の固定料金から利用できます。

Airtableとの違い

  • スタックごとの容量制限: 行数制限はベースごとではなく、各スタックに適用されます。
  • プランによるコネクタ更新制限: 無料プランでは手動更新のみに対応しています。
  • アドオンとしてのポータル: 外部ゲストのアクセス権は、プラン料金とは別に課金されます。

メリット

  • 無料プランでも、ワークスペースあたり5人の編集者と50人の閲覧専用ユーザーを含めることができます。
  • エントリー有料プランから、閲覧専用ゲストを無制限に招待できます。
  • 無料プランでもInterface Designerを利用できます。

デメリット

  • 無料プランのコネクタ更新方法は「手動(Manual)」に制限されています。
  • ポータルは標準機能として含まれておらず、すべてのプランで有料アドオンとなっています。

料金体系

Stackbyの料金は、最大5ユーザーまでのFreeプランが$0です。Economyプランはユーザー1人あたり月額$4.20、Businessプランは$8.30、Proプランは$12.50(いずれも年払い)となっています。Enterpriseプランは個別見積もりです。

結論

グリッドを外部サービスと常に同期させる必要があるチームに適しています。社内用のテーブルしか必要としない場合、コネクタモデルは不要な複雑さを生むだけになります。

9. Retool:コード記述を前提とした社内ツールに最適

Retoolは開発者の関与を前提としており、それに合わせた料金設定になっています。プランは1つではなく、2つの軸に分かれています。

ビルダーと一般社内ユーザーは別々に課金されます。無料プランは両者とも$0ですが、有料プランではビルダー料金と、それより安価な一般社内ユーザー料金が設定されています。

エージェントの使用量は時間制で測定されます。無料プランでは、エージェントの利用が月最大20時間、AIクレジットが月250クレジット提供されます。

Airtableとの違い

  • 2つの課金軸: ビルダーと一般社内ユーザーで異なる料金が適用されます。
  • ボリュームに応じた外部ユーザー料金: 無料枠から、500人を超える場合のユーザーあたり料金まで、段階的な料金幅が設定されています。
  • コード記述が前提: 単なる設定だけでなく、カスタムロジックの実装を前提とした製品設計になっています。

メリット

  • 無料プランを含むすべてのプランで、ウェブアプリとモバイルアプリを無制限に作成できます。
  • 最初の50人までの外部ユーザーは無料で利用できます。
  • Enterpriseプランでは、Gitによるソース管理や監査ログのストリーミングが可能です。

デメリット

  • 無料プランは最大5ユーザーに制限されています。
  • 無料プランでのエージェント利用は月20時間に制限されています。

料金体系

Retoolの料金は、Freeプランが$0、Teamプランがビルダー1人あたり月額$10、一般社内ユーザー1人あたり月額$5、Businessプランがそれぞれ$50と$15となっています。Enterpriseプランはカスタム料金です。

結論

社内ツールに本格的なロジックが必要な場合、Retoolは最も強力な選択肢です。もしチームにコードを書く人がいないのであれば、その前提自体がデメリットになります。

代替ツールの比較方法について

この比較は公開ドキュメントに基づくものであり、実機によるレビューではありません。この違いを念頭に置き、何を信頼し、何を自身で検証すべきかを判断してください。

上記のすべての事実は、各ベンダーが公開しているページから引用しています。価格は2026年8月27日時点で各料金ページに表示されていた数値であり、期限切れとなるプロモーション用の表現は除外しています。

ベンダーのページに機能の説明がない場合、私たちは「ページに記載がない」と表現しています。製品がその機能を実行できないと断定しているわけではありません。デメリット(Cons)の項目を含め、すべての記載においてこの基準を厳格に適用しています。

また、サードパーティの評価プラットフォームからの引用も行っていません。各サイトの調査にあたっては、以下の6つの軸を基準としました。

  • 容量の単位: レコード、行、ドキュメント、スタック、またはストレージ
  • 導入形態: クラウド専用、またはセルフホストの提供有無
  • AIの測定基準: クレジット、時間、メッセージ数、またはプランへの内包
  • シートモデル: ユーザーごと、ビルダーごと、ワークスペースごと、または定額(フラット)
  • 公開されている上限: 行数制限、ユーザー数上限、履歴の保存期間
  • 出力形式: ベース、ポータル、アプリ、または完成したドキュメント

なお、検討したものの除外された候補が2つあります。Zoho TablesとSeaTableは、アクセス可能なページ上で検証可能なドル建ての価格を確認できなかったため、正確な情報を報告できないと判断し除外しました。

最適なAirtable代替ツールの選び方

データがどこに存在しているか、そして最終的にどのような成果物を出力したいかに合わせてツールを選択してください。

選択肢 対象となるケース
Powerdrill Bloom ファイルから開始し、出力としてドキュメント、スライド、またはシートが必要な場合
Smartsheet 多くのワークストリームを調整し、ポートフォリオレベルのレポートが必要な場合
Baserow 自社で管理するインフラ上にデータをホストする必要がある場合
NocoDB すでにPostgresやMySQLを運用しており、その上にグリッドを適用したい場合
Teable SlackやWhatsAppからベースにアクセスできるようにしたい場合
Softr 外部クライアントがログインするための洗練された環境が必要な場合
Grist スプレッドシートの数式で思考しつつ、本格的なテーブル間のリレーションが必要な場合
Stackby グリッドの列を外部APIと同期させたい場合
Retool 開発者が在籍しており、ツール内にカスタムロジックが必要な場合

最終的な結論

料金ページを並べて比較すると、4つのグループに分類できます。

「データベース」グループは、Airtable、Baserow、NocoDB、Teable、Stackbyです。これら5つはすべてレコードを保持するものであり、主な違いは導入形態、コネクタの対応範囲、そして容量がベース、ワークスペース、スタックのいずれの単位でカウントされるかという点です。

「インターフェース」グループは、SoftrとRetoolです。どちらもデータがどこかに存在することを前提としており、ユーザーがログインするレイヤーに対して課金されます。Smartsheetは独自の立ち位置にあり、どちらのグループよりもプログラム管理に近い性質を持っています。

4つ目のグループは、データを保持しないグループです。Powerdrill BloomとGristは、最初にベースを構築するのではなく、すでに手元にあるファイルや数式からスタートします。提出すべき成果物がテーブルではなくドキュメントである場合は、このグループを検討すべきです。

この2つの直接対決については、Powerdrill Bloom vs. Airtableの比較記事で詳しく解説しています。

よくある質問

最も安く始められるAirtableの代替ツールはどれですか?

Powerdrill Bloom、Baserow、NocoDB、Teable、Grist、Stackby、Retoolなど、いくつかのツールには無料プランが用意されています。有料のエントリープランの中では、ここで紹介した中ではStackbyのユーザー1人あたり月額$4.20(年払い)が最安値となっています。

セルフホストが可能なツールはどれですか?

Baserow、NocoDB、Gristはいずれもセルフホストの手段を公開しており、Gristは特定の収入基準を下回る条件を満たす組織向けに無料のオプションも提供しています。

これらを使用するためにコードを書く必要はありますか?

ほとんどのツールでは不要です。Retoolはカスタムロジックを前提としており、Gristは数式に慣れていることを想定していますが、Softr、Stackby、Teableなどは設定(ノーコード)を中心に構築されています。

クレジット、行数、シート数はどのように比較すべきですか?

まずは、実際の利用ボリュームに合わせてすべて月額コストに換算してください。ベースごとのレコード数、ワークスペースごとの行数、AIクレジット、エージェント時間、ビルダーシート数は、単純に相互比較できる単位ではありません。

そもそもデータベースが不要な場合はどうすればよいですか?

その場合、このリストのほとんどのツールは過剰な機能(オーバーヘッド)になります。保存されたテーブルではなく、レポートやスライドが出力として必要な場合は、ファイルを直接取り込めるツールから検討を始めてください。